ホーム > 発電方法の種類 > 原子力発電の推進派・反対派の意見

原子力発電の推進派・反対派の意見

日本だけではなく世界的に高い注目を集めている原子力発電の「推進派」と「反対派」の両方の意見をご紹介します。インターネット上でアンケートを採らせて頂き、そちらでご応募頂いた意見をそれぞれまとめております。原子力発電の仕組みとメリット・デメリットも併せてご参照下さいませ。




推進派の意見

原発について、私は一部賛成です。2011年3月の震災によって露呈された原発の脆弱性、建設から廃炉にかかるまでの総費用の高さ、などが課題となっています。これらの課題が解消された時には、再び原子力政策を進めてもかまわないと思います。

ただし、今後万が一、原発を全て停止しなければならない事態が訪れた際に、電力不足に陥いるのは問題です。明確なエネルギー政策を打ち出し、代替エネルギーを確保することも同時に進めていくべきです。

水力発電やソーラー発電をすればいいという声が聞こえてきますが、原子力発電が発電できる電気の量は、比べることができないほど大きなものです。だから、他の発電方法ではなく、原子力発電が必要なのです。

事故が起こる事を前提に、常時最新の設備などを使い、作業員の方はもちろん、人事に関しても定期的な配置転換や教育を施せばいいと思います。今回は、地震からの自然災害と思われがちですが、私はあくまでも人災だと思っています。

今の日本全体の経済を考えると原子力発電は必要です。危険性は言われているほど無いと思います。コンピューターが基盤となる社会で、コストの低い電力をたくさんつくり、企業の負担を減らし、国を発展させる必要があるように思います。

安全面の確立ができ、廃棄物の処理を埋める方法ではなく十分安全な物質にまで化学変化させる科学技術が発達してから実用化にとり組むべきであったので、それらがクリアできればという条件付で賛成です。

原子力発電には賛成です。確かに震災時から続く福島県の発電所の問題など、不安な点はあるのですが、これからのエネルギー事情を鑑みると、どうしても、効率のよさを手放すことは考えにくいです。

また、環境の面でも、コントロールすることさえできれば、クリーンなエネルギーであることに変わりないので、このポイントも大きいです。これまでの技術発展とは困難なことを可能にしていくことで成り立っていたはずなので、原子力に関してもコントロールできるようになると思います。

原子力以外の火力や水力などは、費用態効果が原子力よりも劣るため、原子力に賛成です。ただ、現在問題にされているように、企業や個人が節電をすればじゅうぶんに電力がまかなえるのであれば、そもそも原子力自体は必要ないと思うため、現在の電力では電力供給が不足するのであればという条件を付け加えたいと思います。

安全に関しては、勿論どんなに対策を重ねても100%はありえないため、安全であればという条件はあえてはずしたいと思いますが、原子力建設によって、その地域住民の経済が潤ったり、補助金対策もあるので、一概に反対といえないと思います。

反対派の意見

仮に完全に安全が確保されていたとしても、今のような運営体系はとても認めるわけにはいきません。原子力という危険性の非常に高いものを取り扱っている分、必要だと言われるお金の額も大きくなりすぎているのではないでしょうか。もう少し、コストも考えてもらいたいと思います。

反対だとか賛成だとか色々ありますが、子ども騙し見たいな説明はやめて、本当の必要性について、本当の危険性について正直に全てを知らせて欲しいと思います。そうでなければ賛成できるはずがありません。

反対の理由は、技術力がまだ基幹産業としての発電事業を行うレベルにはいたっていないと思うからです。

研究レベルで小規模に、安全面を配慮しつつ行う事には反対しませんが、通常の運転においても被曝労働が不可欠で、高レベル廃棄物の処理も事実上不可能な、現在の技術レベルで、電力事業として行うのは、土台無理な話だと思うのです。

私は原子力発電には完全に反対です。放射性物質の流出が未だに収まっていない中、まだ原子力発電を続けようとする意味がわかりません。しかも、未だに原発事故は終息していないのです。

日本では残念ながら放射線測定器が必須となっていました。今後も放射性物質に気をつけながら生活しないといけないのは人によっては精神的にも厳しいこともあると思います。

本来なら、原子力発電なしでも電力は足りるという話を聞いたことがあります。ただコストの面で費用がかかるので、やらないだけです。国民の安全を考えるなら原子力発電は止めるべきではないでしょうか。

今回のような事故で修復が困難である恐ろしさを初めて知りました。事故に対する対策が不十分な状態での発電方法での運営は反対です。自然の大きな力に逆らうことはできず、日本だけでなく全世界でリスクが高すぎると思います。

現在停止している原子力発電所を再開しなければ、日本の電力供給は不足すると言われていますが、原子力発電には反対です。福島第一原発の映像を見て心底恐ろしいものだと実感しました。もっと安全に電力を作る方法を考え、速やかに実践して、原子力発電から離れてほしいです。

政府は原発再開ありきで話をすすめているので、代替エネルギーの開発に消極的なように思います。あるテレビ番組で、日本は原子力発電に伴う使用済み燃料の処分場所に問題を抱えているという話をしていました。

電力供給が不足するなら、国民ひとりひとりが現状を理解し、省エネルギーで生活する方法を工夫することも大切です。日本で生活する全ての人が当事者だと思って考えなければならない事態になっていると思います。

原子力発電には反対です。人間が完全に処理できないものを後世に残し、この後どうなってもいいという無責任な態度を取るべきではないと思うからです。既に、フィンランドにある最終工場では、放射能が無害化するまでに2万年かかると言っているのですから、この狭い日本にこれ以上核のゴミをためるべきではありません。

そして、我々の現在の生活を見直し、エネルギー消費を減らして、自然エネルギーを活用する道を探っていくことが必要だと思います。

当サイト運営チームの一言
既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、当サイトでは家庭用蓄電池や太陽光発電に関するコンテンツを中心に、その他様々なエネルギーに関する情報をご紹介しております。本日は戦前から広く活用されていて、そして高度経済成長期の電力需要を支えてきた火力発電と水力発電のページに、口コミのコーナーを新設しました。
(5月10日更新)

様々な発電方法の種類